デモトレードとは
ここではデモトレードについてお話していきます。
まずデモトレードとは何かを簡単に言うと「お金を使わずにトレードする」
といえます。
普通FXでトレードを行う場合、あなたのお金を指定の口座に預けて、そのお金を
元に取引を行います。
なので、利益が出ればお金が増えますし、逆に損失が出ればお金は減ります。
当たり前のことですね。
じゃあ、取引をしたことのない人がいきなり自分のお金を使って取引をしよう、
と思ったら結構怖くないですか?
よくわからない取引ツールを使ってトレードをしてお金が減ったり増えたりする…。
なのでそんな心配をなくすために、デモトレードという形で「バーチャルなお金」を
使って取引を体験することができるのです。
実際にデモトレードで使う取引ツールははリアルトレードで使うものと同じなので、
デモトレードができればリアルトレードもできるようになります。
FXを始めようと思ったらまずはデモトレードをして取引を体験してみるのが
一番です。
デモトレードで損失を出しても実際にお金を払う必要はないので、たくさんの成功、
失敗をしてみましょう。
特にデモトレードだからこそ、たくさんの失敗をしてその中かからたくさんのことを
学んでほしいと思います。
リアルのトレードで負けから学んでもいいのですが、リアルトレードで負けを重ねると、
お金が減るので、かなりのダメージになります。
なので、最初はデモトレードを行い、いろいろな経験をしましょう。
デモトレードはほとんどのFX業者から使うことができます。
まずはデモトレードをして取引をする感覚、相場がどのように動くのか、というのを
体験してみるのが一番だと思います。
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ロスカットとは
ロスカットとは、投資家が相場の急激な変動により大きな損失を与えることが
ある場合に、それを一定水準でおさえる役目をするものです。
投資家はFX業者に保証金を預けます。
その保証金がFX業者の決めたある一定の割合を下回ると、FX業者が
保有ポジションを強制的に決済するのが、ロスカットです。
なぜロスカットが存在するのかというと、投資家が想定していたよりも多くの損失を
出すことを事前に防ぐためです。
どの程度の損失でロスカットが行われるのかはそれぞれのFX業者によって異なります。
ロスカットがあるおかげで、相場が急激に変動した場合でも、証拠金よりも大きな損失を
出すことを防ぐことができるのです。
ロスカットの計算の仕方
具体的にどのようになったロスカットが行われるのか、みてみましょう。
保証金を10万円として、レバレッジを10倍にして1万通貨で取引を行います。
1ドル100円のときに1万ドル買いました。
その後相場が変動して、1ドル92円90銭になったとします。
この段階で、7.1万円の含み損になります。
このときFX業者の定めるロスカットのレベルが30%だとします。
手持ちの保証金が10万円(証拠金)-7.1万円(含み損)=2.9万円となり、
証拠金10万円の30%を下回ったので、この時点でロスカットが行われます。
そして、7.1万円の損が確定するのです。
この場合、これよりも市場が下落していって、証拠金を上回る含み損が発生しないように、 FX業者がロスカットを行うのです。
このように、ロスカットは、投資家の損失を膨らませないようにするために、欠かせない
ものになります。
FX業者によってロスカットのレベル、ロスカットの有無は異なります。
中にはロスカットが設定できないFX業者もあります。
しかし安全に資産を運用するには、ロスカットは必須のものとなります。
FX業者を選ぶ際にはロスカットの有無を必ずチェックしましょう。
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