トレンドハンターFX損切り場面紹介
今日は、トレンドハンターFXのスイングトレードの手法について、スイングトレードでこういうところを狙うと必ずと言っていいほど損切りになる場面を紹介しようと思います。
今回話す内容が分かっていないために、スイングトレードでリタイヤしてしまう人が多いです。
私自身の経験でも、この感覚を身につけるのに、トレードを始めてから1年くらいはかかりました。
恋スキャFXのように、スキャルピングの短期売買の場合はそこまで重要なことではないのですが、スイングトレードで大きく利益を取っていこうと思ったら、必須の力になります。
さて、あなたにはその力があるか、どうかを確かめてみてください。
この記事を読み終わる頃には、それがどんな力で、あなたはこの力を持ち合わせているかがわかります。
では、こちらのチャートを見てみてください。
これはポンドドルの1時間足のチャートです。
あなたはこのチャートを見たとき、どんな戦略が思い浮かびますか?
「アップトレンドが形成されていて、タイミングをみて買いエントリーしたい。」
私ならこのチャートを見たときにこう思います。
しかし、これはあくまでも1時間足だけを見た場合の話です。
その後相場がどうなったか。
こうなりました。
買いエントリーしていたら見事に大きな損切りになっていました。
このあたりで気がつく人は気がつきます。
なぜこの場面はそのまま上昇することなく下落へ転じたのか。
答えは簡単です。
その答えは、日足にあります。
ちょうど赤い丸で囲ったところが1時間足で載せたチャートです。
日足はダウントレンドなんですね。
日足は大きなダウントレンドだけど、1時間足はアップトレンド。
こういう場面は結構あります。
そして、より大きい足(日足)がダウントレンドで、小さい足(1時間足)がアップトレンドの場合、優先されるのは日足の方向です。
もし、買いでエントリーするとしたら、青いラインを引いたところを上に抜けないと厳しいですね。
青いラインの下にいる限りは徹底的に売ることを考えます。
じゃあ、今回のような場面はどのような戦略を立てればいいのか。
1時間足の最初のチャートを見てみましょう。
日足がダウントレンドだということが分かっているので、直前がアップトレンドだから買いたい、という気持ちはぐっと押さえます。
そして、売りに転じる場面を探します。
1時間足で大きな陰線が出るのをこの段階で待ちます。
そして、陰線が出て、意識されている安値を更新したら日足でダウントレンドに戻ったことになります。
こうなったらタイミングを見計らって売りエントリーをする。
私なら日足と1時間足を見て、このような戦略を立てます。
トレンドハンターFXのようなスイングトレードの教材を使ってエントリーをする場合、ロジックに合致する場面はそこそこ出てきます。
しかし、勝つために重要なことは、トレンドハンターFXのロジックに忠実にエントリーしていくことは当たり前のことで、その前提の部分、つまり、エントリーの前の相場の状況を把握するのがとても重要です。
最初に話した通り、スイングトレードでは必須の力となりますので、ぜひ身につけてくださいね。
今回説明したような相場で大きく利益を取りたいなら、オススメの教材はこちらです。
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スイングトレード、トレンドハンターFX、ロジック、損切りカテゴリー:トレンドハンターFX
FXをはじめる前に考えてほしいこと①
まず何よりも先に考えてほしいことなのですが、「FXでお金を失ったって言う話聞くけど、FXって危ないの?」という話があります。あなたも1度は聞いたことがあるでしょう。
さて、本当にFXは危険なものなのでしょうか。
まあそうは思わないから、ここにこうして書いたのですが…では巷ではなぜ「FXは危険」というレッテルを貼られているのでしょうか。
これに対する僕の考え方は明確で、FXは危ないという話をしている人のほとんどは、失った金額のことしか理解していない、からだと思います。
「太郎さんってFXで100万円失ったらしいよ…前から怪しいと思ってたけど、FXってやっぱり危ないんだねー、手を出さないに越したことはないよ」となるわけです。
ここで話をしている人は、どうして太郎さんがFXでそこまで大きな損失を出したのかを考慮していません。見ているのは100万円という失った金額だけです。
FXが危険だ、というならなぜ危険なのか、しっかり原因を追究したほうがいいと思うのです。
あなたはなぜFXでそこまで多額のお金を失う人がいるのか、ということを考えたことはありますか。もしないなら、この機会に考えてみてください。
ここでは僕なりの考えを書きたいと思います。
まず考えられる可能性としては3つあります。
1つはポジションを数日から数週間保有するトレードスタイルをとっている、2つ目が資金に対するポジションのリスク管理ができていない、3つ目が決めたルールを守れていない、です。
1つずつ見ていきましょうか。
最初にポジションを数日から数週間保有するトレードスタイルをとっている、ですが、保有時間が長くなると当然相場も大きく動きます。
15分のポジションの保有時間だと、せいぜい動いても10pips~50pipsくらいでしょう。50pips動くのはまれですが、まあこのくらいと考えていただければと思います。
一方1週間ポジションを保有した場合、100~200pipsは普通に動きます。
つまりポジションを長く保有するトレードを行った場合、利益が大きくなるというメリットはありますが、逆に損失も大きくなる、というデメリットがあるのです。
FXをする際にはこの「何かを取ると何かを捨てなければいけない」という考え方はとても重要です。常に付きまといます。
大きく利益を出したい、と思ったら、小さな損失は捨てなければいけません。逆に小さな損失を取ろうとすると、大きな利益を取るのは難しくなります。
この辺りのバランスを取るのが非常に難しい、といえます。ただ、この辺は経験値で補える部分なのでいきなり完璧を目指すのではなく、じっくり進んでいってもらえればと思います。
なので長期保有のトレードをしようと思っているなら、大きく利益が取れる可能性がある反面、損失が大きくなる可能性もある、ということをわかった上で採用することをオススメします。
もちろん、これを知った上で長期保有のトレードはしない、という選択をするのも一つの手だと思います。
では2つ目、資金に対するポジションのリスク管理ができていないですが、これは絶対にやっていけないことです。
もしリスク管理ができていなければ、いずれ破産します。これは言い切れます。
なぜこのように言い切れるかというと、歴史がそれを証明してくれているからです。世界には名だたる投資家が多数いますが、破産している人のほとんどの理由が「リスクのとりすぎ」なのです。
とても有名な投資家の1人にリチャード・デニスという人がいます。タートルズというトレンドフォローの投資家集団を作った人です。
彼は実はタートル結成後に破産しています。その理由は先ほども述べたようにリスクのとりすぎだったのです。
このとき、リチャード・デニスは最大で総資金の20%をリスクにさらしていたのです。
つまり負ければ総資金の20%を失う、というトレードをしていたのです。もちろん、一つの市場で20%をかけていたのではなく、複数のマーケットでトレードをしていました。
しかし、それでも20%はリスクが高すぎるのです。だって単純に5回連続で負けたら退場ですよ。
そんなハイリスクなトレードをしていたら、破産しますよね。これは非常に重要な教訓として脳裏に焼けつけておく必要がある、と個人的には思っています。
総資金に対してどのくらいを市場に投じるのか、ポジションの管理はとても重要だ、mということを頭に入れておいてください。
後で話しますが、正直トレード手法よりも何倍も何十倍もリスク管理のほうが重要ですからね。
ちょっと長くなってしまったので、3つ目の理由は次回話します。
ではまた。
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